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2014年の3月に山形から来たハッピーさん、三ヶ月のトライアルののち、正式譲渡になりました。
一年の預かりの中で、年齢的なものもあり(5歳超)、うさぎ診療で信頼のあつい病院にて、避妊手術をおこないました。
まったく症状は出ていなかったのですが、子宮に腫瘍ができていて、経過観察となりました。
手術はうさぎに負担のかからないもので、ハッピーさんは翌日からごはんをたくさん食べ、三日目には飛び跳ねて遊んでいたそうです。
今はもうすっかり普通に暮らしています。
トライアルに二回行き、帰ってきてしまったハッピーさん。
なかなかハッピーさんの最後のおうちだという確信が持てずにいたのですが、三回目のトライアルでやっと家族を見つけました。
二回のトライアルも、どちらも素敵なおうちだったのですが
ハッピーさんに合うか、ハッピーさんらしく幸せに暮らしていけるかと言われると確信が持てず、確信が持てない状態で譲渡ができず…。
でも、三回目で「ここがハッピーさんの家族になるおうちだ」と確信をもつことができ、譲渡になりました。
里親さまのおうちで、
ハッピーさんはおうちに人がいる時は、人といっしょに居間で過ごすそうです。
自由に楽しく走り回り、気が向いたところで寝転び、
ソファーにかかっている布につっこんでいってモゴモゴと戦い、疲れてその状態でうずら座りをするのがシルエットでわかるんだそうです。
おうちの方が先住動物さんにごはんをあげているところに割って入り、膝に乗り、ちょっと味見、味見と迫り、
里親様が横になっているソファーに割り込んできて、上げた足の下のスペースに長くなるんだそうです。
長くなるときは、リラックスしすぎて、きつねみたいな長い顔になるそうです。
通りすがりや、ちょっと気に入らないことがあると、里親様のもものところをカプッと噛むのが、最近のハッピーさんのブームだそうです。
それが飛び上がるほど痛いと、里親さまがにこにこしながら話してくださいました。
里親さまからは、トライアルの間じゅうずっと、ハッピーさんが幸せそうな画像をたくさん、たくさんお送りいただきました。
こちらで紹介しているのはほんの一部です。
眺めているとこちらまで胸があたたかくなって、にやにやしちゃって、その後なんだか泣けてきちゃうような
ハッピーさんが愛されていること、幸せなことが伝わってくる、そんな画像がいっっっぱいあります。
里親さまが、ハッピーさんが、ずっとハッピーさんらしく幸せにいられるように力を尽くします、とおっしゃってくださいました。
私が願っているのもそれだけです。
このおうちなら、ハッピーさんがハッピーさんらしく、自由に楽しく幸せに暮らしていける、と確信が持てました。
ハッピーさんは、どこに行っても、環境やまわりの人が変わっても
心折れたりせず、ごはんをいっぱい食べて、ぐいぐい探検をして遠慮なんかせず
健康で元気で、ハッピーさんらしさ満開で、元気でつよい子だったよね。
でもだからこそ、ハッピーさんに本当に合う環境、幸せに暮らすことができる家族を探すことを
妥協したりあきらめたり、してはいけない、って
心が折れそうになるたびに、私は神様に誓ったんだよ。
2013年の冬にハッピーさんの飼育継続困難の記事を書いてからの長い間、
暖かい応援と情報拡散のご協力をいただき、本当にありがとうございました。
心から、力づけられました。
ハッピーさんは家族を見つけることができました。
本当に最高のおうちです。
ハッピーさん、里親さま募集を終了いたします。
世界中の家族を探している動物が
心から愛されて大事にされ、
その子らしく、楽しく幸せに暮らしていける本当の家族に
一日も早くめぐり合うことができますように。
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