震災から一年

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昨日で、東北大震災から一年が過ぎました。
被害にあわれた方に、心からお見舞い申し上げます。
 
***
 
去年の3/11は、仕事をしていなくて、家にいた。
大きな地震が起きて、驚いてTVをつけて、東北大震災の規模を知った。
とにかく何かしなくちゃ、と思って、TVを見ていない人のために、津波情報をtwitterに流し続けた。
 
絶対、ペットを連れて避難できない人がいる。
何かしたい、何かしなくちゃ、何か…。
車を借りて迎えに行っちゃおうか。でも、道は通行止めだし、第一被災地に今行く方が迷惑に決まってる。
一時預かりならできる?
ところが、一時預かりをしたくっても、ちょうどその10日くらい前に、東京都内で発生した多頭飼育崩壊現場から、うさぎを預かったばかり。
その一匹すら、旦那に土下座するぐらいの勢いで頼んで許してもらったもので、これ以上は預かれない。
そうやって迷ってる間に、動物はどんどん死んでいってしまって、通行許可もおりなくて、道は混んでて、ガソリンはなくって、行く方が迷惑で、立ち入り禁止になってしまった。結局何もできなかった。
狭い避難所で、避難された方が寒さで凍えているという話も聞いたり、救援物資が足りないとか、心のケアが必要って話も聞いたり、でもとにかく行くのは迷惑って聞いて…。
節電も買いすぎないことももちろん全部全部やって、でももっと何かできることはないのかな、って思った。
何もできない。何かしたい。何かしたい、何か…。
って、毎日毎日ずっと思ってた。
 
とにかく金は必要だろ、と思って働くのを再開して、秋口に宮城県にまとまった金額を寄付した。
でも、また同じことが起きたら、また同じように何もできなくて、また寄付しかできなくてはがゆくて、同じように悔やむだろう。
100%はできなくても、少しでも、ほんの動物一匹でも、レスキューできるように準備をしておきたい。
準備をしておくことが必要なんだと思った。
ことが起きたときに「でも…」「でも…」って逡巡しててもひとっつも役にたたないから、
シュミレーションして、ぱっと動けるようにしておくことが必要なんだと思った。
 
今、動物保護関係で一緒にやってる人に話を聞くと、
やっぱり震災で、自分にも何かできないかって思ったって言う。
何もしないではいられなかったって。
みんな何もできない自分がはがゆかったんだと思う。
今も、はがゆくてたまらんのだと思う。
もっと何かしたいんだと思う。
私もそう。
もっと何かしたい。
自分の限界を超えてやることは逆にダメだと思うけど、でも自分ができる範囲でせいいっぱい何かしたいと、一年経った今も今も思う。
強く思う。
 
そんな思いが原点にあって、うさぎ・小動物の保護関係の活動をしています。
始まったばっかりで活動内容もまだまだへぼいし暗中模索っていうか手探りで、もうよちよち歩きですらないハイハイをようやく始めた赤ん坊みたいな感じだけど、
でも、いざという時に悔しい思いをしたくないから、悔しい思いをしなくて済むように、
しっかりやっていこう、ってそう思っています。
 
これからも、自分にできることを精一杯粛々と、でも着実にやっていこう。
それと同時に、自分にできる範囲を広げていくことも、並行してやっていかなくちゃいけないんだと思う。
がんばろう。
 
被災地のことも震災のことも、一日だって忘れたことなんてない。
みんなそうだと思う。
私のまわりの、ニヒルな偽善大嫌い野郎だって、こっそり寄付したりしてるもの。
みんなそうだよ。
これからも寄付もするし、自分ができることを続けていこうと思ってます。
 
あの震災が起きてから、自分のためだけに生きるのをやめた。
そういう人、多いと思う。
 
でも、
寄付をしても、私たちががんばっても、
起きたことは取り戻すことはできない。ひどいことがあったことを変えることもできない。
今日、震災から一年の式典で、ご遺族代表が読まれていた、遺族代表のご挨拶内容が、とてもつらかった。
どうか、被害にあわれた方々のお気持ちが、少しでも和らぐ瞬間がありますように。
 
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